池袋駅で待ち合わせをするなら「いけふくろう」が定番スポットです。
しかし、初めて池袋駅を訪れる方にとって「いけふくろうはどこにあるの?」「どの改札から行けばいいの?」と迷ってしまうことも少なくありません。
池袋駅は1日約230万人が利用する巨大ターミナル駅で、JR線や私鉄、地下鉄が乗り入れており、構内も広大です。
この記事では、池袋駅のシンボル「いけふくろう」の場所や行き方を、構内図と写真を使って分かりやすく解説します。
最寄りの改札口からのルート、待ち合わせ場所としての混雑状況、そしていけふくろうの歴史まで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- 池袋駅「いけふくろう」の設置場所
- いけふくろうの歴史やフクロウ像がシンボルになった理由
- JR池袋駅構内図と「いけふくろう」の場所
- 最寄りの改札口から「いけふくろう」までの行き方
池袋駅「いけふくろう」はどこ?構内図を元に行き方を写真解説|待ち合わせの定番フクロウ像の場所を紹介
- 池袋駅「いけふくろう」はどこ?設置場所を解説
- 「いけふくろう」の歴史や池袋とフクロウ像の由来
- 「いけふくろう」最寄りの改札口はどこ
- JR池袋駅構内図を元に「いけふくろう」への行き方
池袋駅「いけふくろう」はどこ?設置場所を解説
いけふくろうは、池袋駅地下1階の東口側に設置されている石製のフクロウ像です。
池袋のシンボルとして広く知られており、長年にわたり待ち合わせスポットとして親しまれています。
設置場所は池袋駅地下1階の北通路で、東口へ向かう階段の手前です。
昭和62年(1987年)9月に設置されて以来、40年近く池袋駅を見守り続けており、今では池袋に欠かせない存在となっています。
「いけふくろう」の歴史や池袋とフクロウ像の由来
当時、待ち合わせ場所の目印が少なかった池袋駅において、JR発足に合わせて何か駅の象徴となるものを作ろうと、駅社員が構想を練ったといわれています。
最初は木彫りでの制作を試みたものの実現に至らず、栃木県の石材会社に依頼して現在の石像が完成したとのことです。
いけふくろうが一躍有名になったキッカケの一つは、池袋を舞台にしたテレビドラマ【IWGP】(池袋ウエストゲートパーク)に登場したことです。
社会現象を起こしたこのドラマで池袋のシンボルとして描かれたことで、世代を超えて認知度が高まりました。

池袋駅待ち合わせ場所の定番【いけふくろう】
池袋(豊島区)とフクロウの関係には諸説あるようです。
豊島区の公式情報によれば、豊島区がフクロウと関係が深い理由の一つとして、区の形がフクロウが羽を広げているように見えることが挙げられています。
他にも、「池袋(いけぶくろ)」の「ぶくろ(袋)」と「ふくろう(梟)」の語呂合わせという説や、かつて池袋周辺にフクロウが生息していたという説もあるようです。
現在では、池袋駅東口の「いけふくろう」をはじめ、区内各所に設置されたフクロウ像やレリーフ、
「あうるすぽっと」(owl=フクロウ)と名付けられた舞台芸術交流センターなど、フクロウは豊島区の至る所で見られる存在です。
参考
豊島区公式HP:豊島区とふくろう
「いけふくろう」最寄りの改札口はどこ
いけふくろうへ最も近い改札口は、JR池袋駅の北改札です。
北改札を出ると、目の前に北通路が広がっています。
改札を出たら右方向(東口方面)へ進みましょう。
通路を進むと、右手にパルコの入口や、チェリーロード(西武方面)へ続く通路、そして東口へ上がる階段が見えてきます。
いけふくろうは、この東口へ上がる階段の方向を向いて設置されています。
階段の手前という分かりやすい場所にあるため、初めて訪れる方でも見つけやすいでしょう。

池袋駅北通路:JR池袋駅北改札前(平日17時30分頃の様子)
JR池袋駅構内図を元に「いけふくろう」への行き方
JR池袋駅の構内図を見ると、いけふくろうが池袋駅の北東エリアに設置されていることが分かります。
JR線を利用する場合は北改札が最寄りです。
同様に東武東上線からも北改札が最も近い出口となります。
一方、東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線、または西武池袋線の改札から向かう場合は、東口側のチェリーロードを北へ進むルートがわかりやすいです。
チェリーロードを北上していくと、いけふくろうのある場所に到着します。
池袋駅は1日約230万人が利用する巨大ターミナル駅で、JR線、私鉄の西武池袋線と東武東上線、地下鉄の東京メトロ3路線が乗り入れています。
特徴的なのは、東口に西武百貨店と西武線のターミナルが、西口に東武百貨店と東武線のターミナルがあるという配置です。
なお、最寄り出口であるJR池袋駅北改札の場所が分かりにくいという声も少なくありません。
北改札の詳しい場所については、別記事でまとめていますのでそちらを参考にしてください。
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池袋駅「いけふくろう」への行き方を写真解説|北改札からフクロウ像へのルートや待ち合わせ場所の混雑状況を紹介
- JR池袋駅北改札から「いけふくろう」への行き方
- 池袋駅地下案内図を元にいけふくろう(フクロウ像)の場所を解説
- 平日の「いけふくろう」前の混雑状況(待ち合わせ)
JR池袋駅北改札から「いけふくろう」への行き方
JR池袋駅北改札からいけふくろうへの行き方を具体的にご案内します。
北改札を出たら、右方向へ曲がり北通路を東口方面に進んでください。
右手にきっぷうりばやコンビニ(NewDays)が見えてきます。
そのまま直進すると数段の階段があるので、階段を上りましょう。
階段を上ると、右側にいけふくろうの姿が見えます。
東口(地上)へ向かう階段の目の前という位置にあるため、非常に分かりやすい場所です。
池袋駅地下案内図を元にいけふくろう(フクロウ像)の場所を解説
下の図は池袋駅地下案内図です。
池袋駅の地下には、JR、東武東上線、西武池袋線、東京メトロの各改札口が集まっており、一見複雑に思えるかもしれません。
しかし実際には、通路は入り組んでおらず、縦方向と横方向にそれぞれ通路名がついた分かりやすい構造です。
地下案内図を確認すれば、初めての方でもスムーズに移動できます。
いけふくろうが設置されているのは、北通路とチェリーロードが交わる角です。
東京メトロや西武池袋線からいけふくろうへ向かう場合は、アゼリアロードまたはチェリーロードを通って、東口の北側へ上がる階段を目指してください。
階段の前がいけふくろうの場所です。
参考
平日の「いけふくろう」前の混雑状況(待ち合わせ)
平日17時30分頃のいけふくろう周辺の様子をご紹介します。
待ち合わせスポットとして利用されているため、数人が人を待つ姿が見られましたが、混雑しているほどではありませんでした。
この時間帯であれば、待ち合わせ場所として問題なく利用できるでしょう。

池袋駅北通路:いけふくろう前(平日17時30分頃の様子)
一方、北通路やチェリーロードは平日の17時台でもかなりの人通りがあり、混雑していました。
休日になると、いけふくろうの前も人の往来が激しくなり、待ち合わせがしにくくなる可能性があります。
混雑時には、JR池袋駅北改札の前など、改札口付近で待ち合わせをする方が確実です。
西口・北口方面へ向かう予定がある場合は、東武東上線池袋駅の北改札前をおすすめします。
こちらはスペースに余裕があり、比較的混雑していないため、待ち合わせに適しています。
池袋駅「いけふくろう」の設置場所・行き方・待ち合わせスポットの混雑状況について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- いけふくろうは池袋駅東口の地下1階北通路に設置されている石製のフクロウ像
- 昭和62年(1987年)9月に設置され、約40年にわたり池袋のシンボルとして親しまれている
- JR発足時に待ち合わせの目印として駅社員が企画し、栃木県の石材会社が制作した
- テレビドラマ「IWGP」に登場したことで知名度が大きく上がった
- 最寄りの改札口はJR池袋駅と東武東上線の北改札
- 北改札を出て右方向(東口方面)へ進み、数段の階段を上ると右側に見える
- 東口(地上)へ上がる階段の目の前という分かりやすい場所に位置している
- 東京メトロや西武線からはチェリーロードを北上するルートが便利
- 北通路とチェリーロードが交わる角に位置している
- 平日17時台は比較的空いており待ち合わせしやすい状況だった
- 休日は人通りが激しくなるため、混雑時は改札口付近での待ち合わせが確実
- 西口・北口方面へ向かう場合は東武東上線池袋駅北改札前が空いていておすすめ