マミーマート岩槻店が閉店してから約1年半が経過しましたが、その跡地に「ヤオコー岩槻本丸店」がオープン予定であることがわかりました。
約20年間地域の食生活を支えてきたマミーマート岩槻店の閉店は多くの方に惜しまれましたが、県道2号線沿いのこの好立地に、2025年8月に新たな食品スーパーが誕生します。
本記事では、マミーマート岩槻店の歴史からヤオコーの新店舗情報、さらに岩槻区内の商業施設の最新動向まで詳しくご紹介します。
マミーマート岩槻閉店後の現状|跡地にできる予定のヤオコーはいつオープン?
- マミーマート岩槻店の20年の歴史に幕
- マミーマート岩槻店の跡地の現状
- 跡地にできるヤオコーのオープンはいつ?
マミーマート岩槻店の20年の歴史に幕
2003年12月9日のオープンから約20年間、地域の食生活を支えてきたマミーマート岩槻店が2023年12月8日に惜しまれながら閉店しました。
この店舗は、もともと1994年から2002年まで「Dマート岩槻店」(ダイエー系列のディスカウントストア)が営業していた場所に建てられた歴史ある場所でした。
さらに残念なことに、同じ岩槻区内にあったマミーマート岩槻府内店も2024年1月9日に営業を終了。
岩槻区内から2店舗のマミーマートが相次いで姿を消したことで、長年買い物をしていた地域住民にとっては大きな変化となりました。
約30年もの間、Dマートからマミーマートへと形を変えながらもこの場所で買い物をしていた方々にとって、次のスーパーのオープンが待ち遠しいことでしょう。

マミーマート岩槻店跡地(2025年2月撮影)
マミーマート岩槻店の跡地の現状
マミーマート岩槻店の建物はすでに解体され、現在は更地となっています。
工事現場には「(仮称)ヤオコー岩槻本丸店新築工事」と記載された開発標識が立てられています。

ヤオコー岩槻本丸店(仮称)の建設工事案内板
跡地にできるヤオコーのオープンはいつ?
埼玉新聞の報道によると、ヤオコー岩槻本丸店は最短で2025年8月7日のオープンを目指しているとのこと。
川越市に本社を置くヤオコーは2023年12月6日に大規模小売店舗立地法による新設の届出を行いました。
新店舗の概要は以下の通りです。
ヤオコー岩槻本丸店(仮称)について
- 店舗名称:ヤオコー岩槻本丸店
- 所在地:埼玉県さいたま市岩槻区本丸3-265-5ほか
- 店舗面積:4,963平方メートル
- 駐車場:205台
- 駐輪場:142台
- 営業時間:午前8時~午後9時45分
※流通ニュースのHPから引用
岩槻区内にはすでにヤオコーが2店舗あり、このエリアの近くにはヤオコー岩槻西町店があります。
しかし、同店は岩槻駅の北側に位置し線路を挟んでいるため、生活圏がやや異なります。
県道2号線(さいたま春日部線)沿いという交通量の多い場所に出店することで、多くの買い物客を集めることが予想されます。
なお、この出店はヤオコーが中長期的な人口減少時代を見据え、都心から20~40キロ圏内のドーナツエリアでの店舗展開を強化する戦略の一環とされています。

県道2号さいたま春日部線|ヤオコー岩槻本丸店出店予定地
マミーマート岩槻府内店の閉店後の跡地は生鮮食品TOPへ業態変更|岩槻周辺の商業施設の最新状況
- マミーマート岩槻府内店から業態変更した生鮮食品TOP岩槻府内店
- 近くにあるユニクロとGU一体型店舗とは
- ユニクロ岩槻店前にある人気のドーナツ店【ミルクドドレイク】とは
- トイザらス・ベビーザらス岩槻店が閉店
マミーマート岩槻府内店から業態変更した生鮮食品TOP岩槻府内店
マミーマート岩槻府内店の閉店後、同じマミーマート系列の「生鮮食品TOP岩槻府内店」として2024年1月27日に新たにオープンしました。
生鮮食品TOPは生鮮強化型のスーパーマーケットで、埼玉、千葉、東京、群馬、栃木で展開する専門店として圧倒的な価格と豊富な品揃えを特徴としています。
オープンから1年以上経過した現在も、店内は連日多くの買い物客で賑わっています。
この好調ぶりの背景には、周辺に競合するスーパーが少ないことや、隣接するスーパービバホーム岩槻店やユニクロ、ジーユーといった大型店舗との相乗効果があると考えられます。
生鮮市場TOP 岩槻府内店
- 営業時間:9:00~21:00
- TEL:048-791-6020
- 住所:〒339-0042 さいたま市岩槻区府内3-7-1
- 駐車場:970台 (ビバホーム駐車場含む)

マミーマートから業態変更した生鮮食品TOP岩槻府内店
近くにあるユニクロとGU一体型店舗とは
2023年9月22日、国道16号沿いに「ユニクロ岩槻店」と「ジーユー岩槻店」の一体型店舗がオープンしました。
この店舗はララガーデン春日部から移転してきたもので、1階がユニクロ、2階がジーユーという2層構造の大型店となっています。
移転オープン以来、岩槻区民だけでなく旧ララガーデン春日部店の顧客も含め、常に多くの買い物客が訪れています。
春日部市内にはイオンモール春日部にもユニクロがありますが、立地によっては岩槻店の方がアクセスしやすい方も多く、絶好の出店場所だったと言えるでしょう。
また、店内には歴史ある城下町「岩槻」ということもあり、岩槻エリアのスポットを紹介する案内板も設置されています。
ユニクロ 岩槻店
- 営業時間:10:00~20:00
- TEL:048-796-7018
- 住所:〒339-0042 さいたま市岩槻区府内3-1-27
- 駐車場:120台

【ユニクロ・GU】岩槻店
ユニクロ岩槻店前にある人気のドーナツ店【ミルクドドレイク】とは
2024年11月21日、ユニクロ岩槻店の敷地内に北海道発の生ドーナツ専門店「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)」がオープンしました。
埼玉県初上陸ということもあり、連日長蛇の列ができるほどの人気を博しています。
口の中で溶けるような独特の食感と柔らかさが特徴のこの生ドーナツ店には多くのファンが集まります。
駐車場に停まる車のナンバーからも分かるように、遠方からもわざわざ足を運ぶ人々が数多く見られます。
岩槻駅から徒歩21分、東岩槻駅から徒歩26分の場所にありますが、アクセス面の不便さを感じさせないほどの魅力を持つ店舗となっています。
ミルクドドレイク埼玉岩槻
- 営業時間:11:00~19:00
- 住所:〒339-0042 さいたま市岩槻区府内3- 1-27 ユニクロ 岩槻店 駐車場内
- 公式サイト:https://earthcom-eco.jp/newbusiness/milkdo-doreiku/

ミルクドドレイク埼玉岩槻店
トイザらス・ベビーザらス岩槻店が閉店
1996年8月24日にオープンし、2024年4月にはベビーザラスを併設してリニューアルしたトイザらス・ベビーザらス岩槻店が、2025年1月13日に惜しまれつつ閉店しました。
約28年半という長い歴史の中で、子どもたちの誕生日やクリスマスのプレゼント選び、育児用品の購入など、多くの家族の思い出が詰まった場所でした。
マミーマートやトイザらスなど、長年この地域で親しまれてきた店舗が相次いで閉店する中、今後どのような店舗が新たに誕生するのか、地域住民の関心は高まっています。

トイザらス・ベビーザらス岩槻店跡地(2025年2月撮影)
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マミーマート岩槻店閉店後の跡地や周辺の状況について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- マミーマート岩槻店は2003年12月から20年間営業し、2023年12月8日に閉店した
- マミーマート岩槻府内店も2024年1月9日に閉店し、同じマミーマート系列の「生鮮食品TOP岩槻府内店」として1月27日に生まれ変わった
- マミーマート岩槻店の跡地には「ヤオコー岩槻本丸店」が出店予定で、最短で2025年8月7日のオープンを目指している
- 新店舗「ヤオコー岩槻本丸店」は店舗面積4,963平方メートル、駐車場205台、駐輪場142台の大型店となる予定
- 国道16号沿いには2023年9月22日にユニクロとジーユーの一体型店舗がオープンし、多くの買い物客で賑わっている
- ユニクロ岩槻店の敷地内には2024年11月21日に北海道発の生ドーナツ専門店「ミルクドドレイク」が埼玉県初上陸した
- トイザらス・ベビーザらス岩槻店は1996年の開業から約28年半の歴史を経て、2025年1月13日に閉店した
- この地域では複数の長年親しまれた店舗が閉店する一方、新たな商業施設の出店も進んでいる