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浦和【十二日まち】2024開催時間や見どころを解説|屋台や交通規制の情報も紹介

浦和「十二日まち」は、毎年12月12日に埼玉県浦和で開催される伝統行事であり、地元の人々に親しまれてきた大歳の市(酉の市)です。

調神社を中心に、旧中山道や調公園周辺には約600店もの露店が立ち並び、商売繁盛を願う熊手や縁起物の購入を楽しむことができます。

また、調神社特有の鳥居がない神社や兎の狛犬といったユニークな特徴も見逃せません。

当日は特設のお化け屋敷やさまざまな屋台が登場し、家族連れから観光客まで多くの人で賑わいます。

本記事では、2024年の開催情報やアクセス方法、見どころなどを詳しく解説します。訪れる前にぜひチェックしてみてください!

記事のポイント

  • 浦和「十二日まち」の開催日時や見どころ
  • 十二日まちが始まったきっかけや調神社の歴史とご利益
  • 十二日まちの開催エリアや屋台情報
  • アクセス方法や交通規制

浦和「十二日まち」2024の開催情報|日時や歴史・見どころを解説

  • 浦和大歳の市「十二日まち」2024年12月12日に開催
  • 浦和「十二日まち」の由来|始まったきっかけとは?
  • 調神社の歴史とご利益
  • 十二日まちの見どころ

浦和大歳の市「十二日まち」2024年12月12日に開催

毎年12月12日に開催される「十二日まち」は、調神社を中心に浦和駅周辺で行われる大規模な祭りです。

このイベントは「大歳の市」とも呼ばれ、明治時代から続く伝統的な年末行事として地元で親しまれています。

「大歳の市」とは、年末に新年の飾り物や正月用品を販売する市のことで、調神社では商売繁盛を願う熊手が多くの参拝者に求められています

また、旧中山道沿いや神社周辺には数百を超える露店が並び、正月用品や縁起物だけでなく、飲食物やお化け屋敷など、幅広い楽しみを提供しています。

例年多くの人々が訪れるこの伝統行事は、新年の福を迎える準備を楽しむ絶好の機会と言えるでしょう。

十二日まち(さいたま市浦和区)

  • 開催日時:令和6年12月12日(木) 10:00〜21:30
  • 会場:調神社境内および旧中山道
  • 住所:〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目17−25
  • 主催:十二日まち実行委員会
  • 公式HP:https://visitsaitamacity.jp/events/33

浦和「十二日まち」の由来|始まったきっかけとは?

「十二日まち」の起源について、確かな情報がネット上では見つかりませんでしたが、いくつかの推測があります。

浦和では室町時代から昭和初期にかけて、2と7のつく日に「二・七市場」と呼ばれる市が開かれていました

この市場は農産物や生活必需品が取引される重要な場所であり、「十二日まち」はこれに関連して始まった可能性があるとのネット情報がありました。

また、明治時代には年末の恒例行事として「大歳の市」としての形式が整い、地域の人々に定着していったとも考えられます

「大歳の市」は新年の福を迎えるための熊手や縁起物を購入する場であり、年末に行われる歳の市として浦和宿の伝統とともに受け継がれてきました。

このように、「十二日まち」は長い歴史の中で、地域の暮らしや商いと深く結びついた行事として発展してきたと言えるでしょう。

調神社の歴史とご利益

調神社(つきじんじゃ)は、地元では「つきのみや」の愛称で親しまれている歴史ある神社です。

鳥居がない神社として知られ、狛犬ではなく兎が置かれている点が全国的にも珍しい特徴です。

その起源は約2,000年前に遡り、第10代崇神天皇の勅命により創建されたと伝えられています。

この地が伊勢神宮への貢物を納める場所であったため、搬出入を妨げないよう鳥居が設置されなかったとされています

調神社の名前は「月(つき)」と同じ読みであることから、兎が神の使いとされる月待信仰と結びつきました。

社殿や境内には兎の彫刻や絵馬が飾られており、訪れる人々を楽しませています。

また、「ツキを呼ぶ神社」として、勝負運や仕事運、金運などの開運のご利益があると言われ、浦和レッズの選手も参拝することで知られています

このように、歴史と信仰が息づく調神社は、多くの人々に親しまれる特別な場所です。

調神社:由緒板

調神社:由緒板

十二日まちの見どころ

「十二日まち」は調神社とその周辺を中心に賑わいを見せる年末恒例の行事です。

その最大の見どころは、商売繁盛や福を招く縁起物として親しまれる熊手の販売です。

調神社では大小さまざまな熊手が揃い、企業や商店主が来年の繁栄を願って購入します。

特に人気のある「かっこめ(ミニ竹熊手)」は、新年の福をかき集める象徴として訪れる人々に親しまれています

また、祭りを彩る600を超える露店も見逃せません。

調神社境内や旧中山道沿いに立ち並ぶ屋台では、縁起物や正月用品に加え、たこ焼きや綿あめといった定番の屋台グルメも楽しめます

さらに、調公園内に設置されるお化け屋敷は、子どもから大人まで幅広い層に人気のアトラクションです。

活気あふれる祭りの雰囲気を楽しみながら、年末のひとときを過ごせるのが「十二日まち」の魅力です。

調神社境内の絵馬と熊手

調神社境内の絵馬と十二日まちの熊手

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浦和「十二日まち」2024の開催情報|屋台やアクセス方法・交通規制について解説

  • 十二日まちの屋台情報|エリアや出店数は?
  • 十二日まちで大人気のお化け屋敷とは
  • 最寄り駅からのアクセス方法と駐輪場の場所
  • 調神社周辺や旧中山道の交通規制情報

十二日まちの屋台情報|エリアや出店数は?

「十二日まち」では、調神社の境内を中心に旧中山道や調公園周辺まで、約600店もの露店が並びます

熊手や縁起物、神棚といった年末年始に欠かせないアイテムを扱う店のほか、たこ焼きやお好み焼き、綿あめなどの屋台グルメも楽しめます。

また、金魚すくいや射的など、家族で楽しめる露店も数多く出店します。

露店(屋台)の営業時間は、境内では午前10時から午後9時30分まで、道路沿いでは正午から午後8時30分までとなっています。

さらに、調公園内には南側に既設のトイレがあり、北側には仮設トイレも設置されているため、安心してお祭りを満喫できます。

十二日まちは雨天でも開催されるため、当日の天候を気にせず楽しめるのも魅力です。

露店(屋台)の営業時間

  • 境内:10時〜21時30分まで
  • 道路:12時〜20時30分まで

十二日まちで大人気のお化け屋敷とは

前述の通り「十二日まち」の名物のひとつに、調公園内に設置されるお化け屋敷があります

この日は特別に作られるもので、子どもたちを中心に人気を集めています。

川越祭りなど他の埼玉県内の祭りでも人気の高いお化け屋敷ですが、「十二日まち」でも独特の雰囲気があり、毎年多くの人が訪れます。

2023年の情報によると、入場料は大人600円、小学生500円、幼児300円でした。

(2024年の入場料は変更になっている可能性もございます)

怖さと楽しさが融合したアトラクションは、お祭りをさらに盛り上げるポイントとなっています。

 
 
 
 
 
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最寄り駅からのアクセス方法と駐輪場の場所

十二日まちの会場である調神社の最寄り駅はJR浦和駅で、西口から徒歩10分程度で到着します。

浦和駅からは旧中山道沿いを歩いて調神社へ向かうルートが一般的で、駅からの道中でも「十二日まち」の賑やかな雰囲気を楽しめます。

ほかにも、武蔵浦和駅東口から徒歩約18分、南浦和駅東口から徒歩約22分でアクセス可能です。

これらの駅を利用すれば、埼京線や武蔵野線からも訪れることができます。

当日は多くの人で混雑が予想されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。

また、自転車で行かれる方は以下の駐輪場(4カ所)をご利用ください

十二日まち駐輪場

  • 調公園内(11時〜21時30分)
  • 岸町公民館(11時〜21時30分)
  • 日本赤十字社埼玉県支部(11時〜21時30分)
  • 埼玉会館広場(9時〜21時)

※詳しくはさいたま観光国際協会HP

十二日まち交通規制の看板(浦和区旧中山道沿い)

十二日まち交通規制の看板(浦和区旧中山道沿い)

調神社周辺や旧中山道の交通規制情報

十二日まち開催中は、旧中山道沿いや調神社の周辺道路を中心に交通規制が実施されます。

旧中山道の規制エリアは田島大牧線交差点(スクランブル交差点)から岸町公民館までです。

十二日まち:旧中山道の交通規制

さらに高砂小学校から浦和第一女子高校周辺まで浦和区岸町エリアの広範囲に交通規制が実施されます。

詳しくは十二日まち実行委員会の「十二日まち交通規制図」をご確認ください。

十二日まち:交通規制

出典:さいたま観光国際協会

【浦和十二日まち2024】の日時やアクセス方法・交通規制について総括

以下、記事のポイントをまとめます。

まとめ

  • 浦和の十二日まちは毎年12月12日に開催される伝統的な大歳の市
  • 会場は調神社を中心に旧中山道や調公園周辺まで広がる
  • 調神社には鳥居がなく、狛犬の代わりに兎が置かれている点が特徴
  • 祭りでは熊手や縁起物、神棚などが販売され、約600店の露店が並ぶ
  • 調神社内では福をかっ込む象徴「かっこめ(ミニ竹熊手)」が授与される
  • 調公園にはお化け屋敷が特設され、子どもたちに大人気
  • 最寄り駅は浦和駅で、西口から徒歩10分でアクセス可能
  • 当日は旧中山道沿いや調神社周辺で交通規制が実施される
  • 車でのアクセスは困難で、公共交通機関の利用が推奨される
  • 雨天決行で、天候を問わず多くの人で賑わう恒例行事

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