大宮氷川神社は埼玉県さいたま市に位置し、約2,400年の歴史を誇る由緒ある神社で、「武蔵一宮」として広く知られています。
特に縁結びの神様として、多くの信者に親しまれ、初詣には毎年200万人以上の参拝客が訪れる人気のスポットです。
本記事では、大宮氷川神社に参拝した後のお守り返納場所や方法について詳しく解説します。
返納する際の注意点、適切なタイミングなど、参拝者にとって役立つ情報をお伝えします。
お守りを受け取った後の感謝の気持ちを込めた返納を理解することで、心のこもった参拝が実現します。
初めて訪れる方も、ぜひ本記事を参考にしてください。
記事のポイント
- 大宮氷川神社のお守り返納場所
- 大宮氷川神社のお守りや御神札の種類
- 古神札納所の写真や臨時で設置される場所
- お守りを返納する時の注意点(納められないものなど)
大宮氷川神社のお守りを返納する場所はどこ?季節別の開閉時間解説
- 大宮氷川神社とは?
- 大宮氷川神社のお守り返納場所
- お守りの種類や販売場所
- 大宮氷川神社の開門と閉門時間
大宮氷川神社とは?
大宮氷川神社は、埼玉県さいたま市大宮区に鎮座する由緒ある神社です。
関東を代表する「武蔵一宮」として知られています。
創建は約2,400年前とされ、「大宮」という地名の由来にもなった歴史的な存在です。
主祭神は須佐之男命、稲田姫命、大己貴命の三柱で、特に縁結びの神様として多くの参拝者から信仰を集めています。
源頼朝による社殿の再建や神馬神剣の奉納など、古くから武将たちの崇敬も厚く、関東一円の人々の信仰の中心となってきました。
境内は約3万坪という広大な敷地を持ち、特徴的なのは約2kmにわたるケヤキ並木の参道です。
この参道には3基の大鳥居が建ち、特に「二の鳥居」は高さ13mを誇る関東屈指の木造鳥居として有名です。
また、近年では初詣に200万人以上が訪れる人気神社として知られ、茅の輪くぐりや例大祭、大湯祭(十日市)など、伝統的な祭礼行事も大切に受け継がれています。
【武蔵一宮 氷川神社】
住所:〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
アクセス: JR大宮駅東口徒歩約20分
大宮氷川神社のお守り返納場所
大宮氷川神社では、お守りを返納する専用の場所が設けられています。
主な返納場所は以下の2箇所です。
1:三の鳥居をくぐって右手にある古神札納め所
- 年間を通して利用可能な常設の返納場所
- 三の鳥居近くの六社付近に位置
2:楼門内東廻廊の古神札納め所
- 秋の奉納菊花展や正月授与所の設置期間(12月〜2月頃)は場所が変更
- 神社で授与された物のみ受付可能
その他の返納場所として大宮公園側入口(車のお祓い入口付近)に臨時の古神札納め所が設置されることがあります。
これは主に初詣期間中の混雑緩和のための特別対応であり、大宮公園側から入る参拝者にとってアクセスしやすい場所となっています。
なお、返納できる物は大宮氷川神社などで授与されたお守りやお神札に限定されています。
神社以外のお札やお守り、だるまや人形、ぬいぐるみなどは受け付けていないため、ご注意ください。
お守りの種類や販売場所
大宮氷川神社のお守りは拝殿右側にある神札授与所で購入できます。
種類は全13種類あり、それぞれに特徴的な御利益があります。
身守(身体健全)は500円(小)、700円の方は3色から選べます。
縁結び守(700円)は恋愛成就だけでなく、人間関係全般の良縁を願う方に人気があります。
学業守(700円)は入試や資格試験に、開運小槌守(700円)は全般的な開運に効果があるとされています。
また、交通安全のお守りは小型500円から大型1,000円まで、札型やステッカータイプなど用途に応じて選べます。
その他にも安産守(1,000円)や厄除守(700円)など、様々な願いに対応したお守りが用意されています。
なお、お守りの授与時間は楼門の開閉時間に準じており、季節によって変動します。
特に年末年始は特別な時間帯となるため、事前に確認することをおすすめします。
大宮氷川神社の開門と閉門時間
大宮氷川神社の開門・閉門時間は季節によって異なり、以下の時間帯で運営されています。
春秋期(3・4・9・10月)は朝5時30分から夕方17時30分まで、夏期(5〜8月)は朝5時から夕方18時までとなっています。
冬期(11〜2月)は朝6時から夕方17時までと、日照時間に合わせて調整されています。
祈祷の受付時間は通常、午前9時から午後4時まで30分ごとに行われております。
また、お守りやお札の授与所は午前8時30分から午後4時30分まで開いています。
ただし、年末年始は特別な時間帯で運営されるため注意が必要です。
元日は午前0時から午前4時まで、そして午前8時から午後8時まで特別に開門しており、2日・3日も夜間まで参拝が可能です。
その後、4日以降は徐々に通常営業時間に戻り、8日からは完全に通常運営となります。
なお、車のお祓いについては、年末年始期間中は祓所が閉鎖されるため実施できない点にも注意が必要です。
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大宮氷川神社のお守り返納場所を境内図と写真を元に解説|時間は何時まで?
- 大宮氷川神社の境内図で確認するお守り返納場所
- 正月(1月)は返納できる場所が複数設置されている
- お守りや御神札を返納する時の注意点
- お守りを返納できる時間は何時まで?
大宮氷川神社の境内図とお守り返納場所を写真で解説
大宮氷川神社には複数のお守り返納場所があります。
以下の写真は1月に設置されていた境内図です。
こちらに古神札納所の場所が載っています。
まず、主な返納場所として、三の鳥居をくぐって右手にある(六社横付近)に古神札納め所があり、こちらは年間を通じて利用可能です。
また、楼門の東廻廊にも古神札納め所が設置されています。
しかし、秋の奉納菊花展や正月授与所の設置期間(12月〜2月頃)は場所が変更となるため、事前に確認することをおすすめします。
正月(1月)は返納できる場所が複数設置されている
正月期間中は多くの参拝者に配慮して、複数の返納場所が特別に設けられます。
まずは三の鳥居をくぐってすぐ右手にある古神札納所です。
次に大宮公園側入口から入ってすぐ左手、車のお祓い入口付近には初詣客のための臨時返納所が設置されているようです。
参拝後に返納する場合は帰路にあるので、こちらの古神札納所が一番アクセスしやすいと思います。
さらに、氷川参道三の鳥居をくぐってすぐ右手の「氷川茶庭」奥にも返納所が設けられます。
こちらは通年【古神札納所】がある場所ですが、臨時で返納できるスペースが拡大されています。
このように複数の返納場所が用意されているため、混雑時でもスムーズにお守りを返納することができます。
ちなみに【氷川茶庭】は2025年1月17日OPENです。
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お守りや御神札を返納する時の注意点
お守りの返納は、授かってから1年が経過した時期が最適とされています。
これは、お守りの御利益を最大限に活かし、新たな御守りを授かる良いタイミングとされているためです。
古神札納所では、「納められるもの」と「納められないものが」明確に定められています。
基本的に、大宮氷川神社で授与されたお札やお守りなどは返納することができます。
また、正月飾りについても時期によって受け入れを行っていますが、門松は対象外となっています。
一方で、以下のものは返納することができませんのでご注意ください。
- 神社以外で授与されたお札やお守り
- 人形やだるま、熊手などの縁起物
- 陶器やガラスなどの割れ物
- 写真類
返納の際は、これまでお守りが見守ってくれたことへの感謝の気持ちを込めて参拝し、お賽銭を納めることが大切です。
この感謝の気持ちを表すことで、新たなご利益にもつながるとされています。
特に返納の作法を丁寧に行うことで、神様への敬意を表すとともに、これまでの感謝の気持ちを伝えることができます。
お守りへの感謝と共に、新たな願いを込めて返納を行いましょう。
お守りを返納できる時間は何時まで?
お守りの返納時間について、神社の守衛の方に確認しました。
三の鳥居付近の古神札納め所は境内に入れる時間内であれば随時返納可能とのことです。
一方、楼門内東側の返納所は楼門の開閉時間によって異なります。
大宮氷川神社:営業期間
- 春秋期 (3・4・9・10月):開館時間: 5:30~17:30
- 夏期 (5~8月):開館時間: 5:00~18:00
- 冬期 (11~2月):開館時間: 6:00~17:00
- 祈祷斎行時間:9:00~16:00(受付は8:45~15:45)
しかし、日没後は参道が暗くなるため、夕方以降の返納は避けたほうが良いでしょう。
お守りへの一年の感謝を込めて返納するという意味でも、明るい時間帯に訪れるのがオススメです。
大宮氷川神社のお守り返納場所について総括
以下、記事の内容をまとめます。
まとめ
- 大宮氷川神社は約2,400年の歴史を持つ有名な神社で、「武蔵一宮」としても知られている
- 境内は約3万坪の広大な敷地に、特徴的な2kmのケヤキ並木参道がある
- お守りの返納は、三の鳥居付近と楼門内東廻廊の2か所で行える
- 大宮公園側入口にも臨時の返納所が設置される(特に初詣期間中)
- 返納できるのは神社で購入したお守りやお札のみで、その他の品物は受け付けていない
- 開門・閉門時間は季節によって異なり、正月期間中は特別な時間帯となる
- お守りの返納は授かってから1年以上経過した時期が最適とされている
- 返納時は感謝の気持ちを持って参拝し、お賽銭を納めることが大切
- 新たな願いを込めて、お守りの返納を行うことをおすすめする