「松原団地の跡地、今どうなってるんだろう?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
かつて「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた松原団地。
その広大な跡地で今、様々な変化が起きています。
新しい商業施設や住宅が次々と姿を現し、街の風景が少しずつ変わってきているんです。
この記事では、松原団地の歴史や再開発の現状、商業施設「トーブイコート」や角上魚類の開業など、街の変化を詳しく紹介します。
松原団地跡地の未来に期待が高まる現在の状況について、詳しく見ていきましょう。
記事のポイント
- 東洋一のマンモス団地と呼ばれた松原団地の歴史
- 松原団地再開発事業の現在の状況
- 再開発の今後の予定
- 松原団地の跡地にできた商業施設
松原団地跡地には何ができる?東洋一のマンモス団地の歴史と現在の状況
- 松原団地とは?東洋一のマンモス団地の歴史
- 松原団地跡地の再開発事業の現状
- 松原団地記念公園とは?
- 今後の松原団地跡地の開発予定
松原団地とは?東洋一のマンモス団地の歴史
1962年、埼玉県草加市に誕生した松原団地。
当時の日本は高度経済成長期真っ只中。
住宅不足解消のため、この大規模団地が建設されました。
想像してみてください。
総敷地面積約60ヘクタール、5926戸もの住宅が立ち並ぶ光景を。
草加思い出写真館「松原団地」:草加市HPより
https://www.city.soka.saitama.jp/60th/li/020/PAGE000000000000058356.html
「東洋一のマンモス団地」なんて呼ばれ方をしたのも納得ですよね。
でも、大規模開発には光と影がつきもの。
入居者の方々は、害虫や水道整備の遅れ、騒音問題、そして度重なる冠水被害など、様々な困難に直面しました。
まさに、日本の高度経済成長期における住宅開発の縮図といえるでしょう。
松原団地跡地の再開発事業の現状
2003年から始まった再開発事業。
約54ヘクタールという広大な土地で、どんな変化が起きているのでしょうか?
まず目を引くのは、30階建ての超高層UR賃貸住宅「ハーモネスタワー松原」。
かつての団地の面影はどこにもありません。
周辺には民間の分譲マンションや戸建て住宅も増えてきました。
公共施設も充実してきています。
松原団地記念公園、新しい小学校、保育園、特別養護老人ホーム。
さらに2023年1月には「草加市松原児童青少年交流センターmiraton(ミラトン)」がオープン。
子育て世代にはうれしい施設ですね。
緑のプロムナードや広々とした歩行者空間も整備され、住環境の質も大幅にアップ。
国道4号線沿いには新しい商業施設もオープンし、便利になった!という声も聞こえてきそうです。
松原団地跡地にできた商業施設については後編で詳しく解説します。
松原団地記念公園とは?
2015年4月にオープンした松原団地記念公園。
約2ヘクタールという広さは、草加市内で3番目。
さすが、かつての「東洋一マンモス団地」の跡地ですね。
広々とした芝生広場が目玉です。
近隣に住んでいる人はもちろんのこと、お隣の獨協大学の学生さんや近くで働くサラリーマンなど多くの人が公園を活用しているようです。
面白いのは、昔の松原団地の広場を飾っていたモザイクタイルを再利用したベンチや記念碑があることです。
歴史の継承を感じますね。
地域の憩いの場として、しっかり根付いているようです。
今後の松原団地跡地の開発予定
2024年9月現在、松原団地跡地の開発は佳境を迎えています。
特に注目は松原4丁目エリア。ここが再開発の締めくくりとなるんです。
国道4号バイパス沿いには、新しい商業施設が続々オープン。
ホームセンターのコーナンや、魚屋の角上魚類などが賑わいを見せています。
買い物がより便利になりそうですね。
そして、約375区画の戸建て住宅地の開発計画。(WELLBINDCITY獨協大学前)
これだけの規模なら、新しい家族がたくさん引っ越してくるかもしれません。
地域がさらに活気づきそうです。
ただし、課題もあります。
交通量の増加が予想されるんです。
特に北谷町交差点はもともと渋滞が激しい場所。
草加市も関係機関と調整を進めているようですが、
地域の皆さんの声に耳を傾けながら、解決策を見出してほしいところです。
松原団地跡地には何ができる?角上魚類やヤオコーなどがオープンした現在の街の様子
- 松原団地の跡地にできた商業施設【トーブイコート】とは?
- 4号バイパス沿いの団地跡地にできた角上魚類とは?
- 昔からある商業施設「マツバラテラス」はどうなった?
- 松原団地の跡地にイオンがくるという噂は?
松原団地の跡地にできた商業施設【トーブイコート】とは?
2023年3月30日、松原団地の跡地に誕生した「トーブ イコート(TOBU icourt)」。
複合型商業施設として、地域の新たなランドマークになりそうです。
獨協大学前<草加松原>駅から歩いて約12分。
松原団地記念公園の裏側にあります。
名前の由来は英語の「i(私)」と「court(中庭)」を組み合わせた造語なんだとか。
トーブ・イコートのショップリスト
- ヤオコー
- OLTUS
- KFC
- Italian Kitchen VANSAN
- au/UQ mobile取扱店 ONLY-J
- Baluko Laundry place
- バーガーキング
- Zoff
- QBハウス
- ル・サイク
- タリーズコーヒー
4号バイパス沿いの団地跡地にできた角上魚類とは?
角上魚類は、日本一を目指す鮮魚専門店チェーンで鮮度の良い魚介類を手頃な価格で提供し、幅広い商品ラインナップで人気のスーパーです。
角上魚類は埼玉県に8店舗を展開しているようです。(2024年9月現在)
草加店は2024年2月22日にオープン。
4号バイバス沿いまで広がっていた松原団地の跡地にできました。
となりのホームセンター「コーナン」と共に賑わっているようです。
特にこの角上魚類はオープンしてしばらくの間渋滞になるほどの大盛況だったとのことです。
特に寿司部門は、新鮮なネタがリーズナブルな価格で提供されているのでオススメです。
【角上魚類 草加店】
住所: 〒340-0041 埼玉県草加市松原4丁目3番5号
通常営業時間 :(平日)10:00~19:00(土・日・祝日) 9:00~19:00
昔からある商業施設「マツバラテラス」はどうなった?
松原団地の住民の方々にとってはおなじみの「マツバラテラス」。
獨協大学の横にあるこの商業施設、今も元気に営業中です。
再開発エリアからは少し外れているせいか、逆に影響を受けずに存続。
スーパーのベルクス、マクドナルド、100円ショップのダイソーなど、日常的に使えるお店が揃っていて、いつも多くの買い物客で賑わっているそうです。
ただし、長年テナントとして入っていた家電量販店のジョーシンは、4号バイパス沿いの新しく出来たホームセンター「コーナン草加松原店」の2階に移転されたようです。
松原団地の跡地にイオンがくるという噂は?
ネット上で「松原団地 跡地 イオン」という検索ワードを見かけることがあります。
確かに、4号バイパス沿いの広大なスペースを見ると、イオンのような大型商業施設が来るんじゃないか?と想像しちゃいますよね。
でも、実際に松原団地に住む人に聞いてみると、そんな噂は聞いたことがないそうです。
すでにトーブイコートや角上魚類、コーナンなどがオープンしている現状を見ると、イオン出店の可能性は低そうです。
この噂、おそらく広大なスペースに何ができるんだろう?と予想した人々の検索結果が積み重なってできたものかもしれません。
街の変化に対する期待の表れと言えるかもしれませんね。
松原団地跡地には何ができる?現在の状況について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 松原団地は1962年に草加市に誕生し、「東洋一のマンモス団地」として知られた。
- 5926戸の住宅があり、高度経済成長期の象徴であったが、さまざまな問題も抱えていた。
- 2003年から再開発が進み、現在の街は超高層マンションや戸建て住宅が立ち並ぶ新しい街に生まれ変わっている。
- 公共施設も整備され、住環境が大幅に向上している。
- 松原団地記念公園は地域の憩いの場として活用されている。
- 松原団地跡地の再開発は2024年の完了を目指して進行中である。
- 角上魚類やコーナンなどの新しい商業施設がオープンし、地域の活気が増している。
- 「トーブ イコート」は2023年にオープンした複合商業施設で、地域の新たなランドマークとなっている。