2025年10月11日(土)に開催される鴻巣花火大会(こうのす花火大会)は、約2万発の花火が夜空を彩る埼玉県最大級のイベントです。
世界記録に認定された四尺玉の迫力は圧巻で、毎年約60万人が訪れます。
しかし、「会場へのアクセスは?」「穴場スポットはどこ?」「屋台はどこに出る?」といった疑問を持つ方も多いはず。
この記事では、現地調査を基に無料で観覧できる吉見会場やポピー会場の詳細、駅近の穴場スポット「エルミこうのす屋上」、さらに混雑を避けられる「コスモスアリーナふきあげ」まで解説します。
打ち上げ数や交通規制情報、屋台の出店場所も網羅しているので、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- こうのす花火大会2025の開催日時と打ち上げ数、ギネス記録の四尺玉の詳細情報
- 有料観覧席と無料観覧エリア(吉見会場・ポピー会場)の場所とアクセス方法
- 現地調査した穴場スポット(エルミこうのす・コスモスアリーナ)の詳細
- 各会場の屋台出店情報と交通規制・駐車場・鴻巣駅までの帰路ルート
鴻巣花火大会2025打ち上げ数は何発?ギネスの四尺玉が見どころ|各会場や穴場スポット・屋台情報を紹介
- 鴻巣花火大会2025の開催日時
- 鴻巣花火大会2025年の打ち上げ数とプログラム
- ギネス世界記録の四尺玉とは
- 会場までのアクセス方法・当日の交通規制
- 有料・無料それぞれの会場の場所と穴場スポット
- 鴻巣花火大会会場の屋台出店情報
鴻巣花火大会2025の開催日時
埼玉県鴻巣市で「第22回こうのす花火大会」が2025年10月11日(土)に開催されます。
毎年約60万人が訪れる、秋を代表する一大イベントです。
開会は17時30分を予定しており、荒天の場合は中止となります。
当日の開催可否については、同日10時に公式サイトおよびSNSで発表される予定です。
お出かけ前に必ず確認しましょう。
第22回 こうのす花火大会
開催日:2025年10月11日(土)
時間:17:30~20:00(17:30開会予定)
会場:埼玉県鴻巣市糠田運動場および荒川河川敷(埼玉県鴻巣市糠田1073-1)

エルミこうのす1階に貼られた「こうのす花火大会」2025年のポスター
鴻巣花火大会2025年の打ち上げ数とプログラム
鴻巣花火大会2025(第22回こうのす花火大会)では、約2万発の花火が夜空を彩ります。
プログラムは例年通り「ドローンショー(特別プログラム)」で幕を開け、全44番の演目が予定されています。
開催時間は17時30分から20時までの約2時間半です。
大玉(四尺玉・三尺玉)やスターマインの連発、そして圧巻の「鳳凰乱舞」など、見どころ満載のプログラムとなっています。
詳細なプログラムは公式サイトからPDF形式で入手可能です。
こうのす花火大会2025のプログラムはこちら
https://kounosuhanabi.com/wp-content/uploads/94c1fdbb13beb2c3e44286d021f1dc3d.pdf
【プログラム決定!】
第22回こうのす花火大会のプログラムが決まりました✨
以下よりダウンロードしてご覧ください🎆https://t.co/ye8yvt1TeU#こうのす花火大会 #花火 #鴻巣 #花火大会 #4尺玉 #鳳凰乱舞 #こうのす pic.twitter.com/ZAYFd6vL9f— 【公式】こうのす花火大会(鴻巣市商工会青年部) (@kounosuhanabi) September 22, 2025
ギネス世界記録の四尺玉とは
鴻巣花火大会(こうのす花火大会)の最大の見どころが、ギネス世界記録に認定された四尺玉です。
2014年10月11日に開催された第13回大会で、重量464.826kg・直径約1.2kmの打ち上げに成功し、「最大の打上げ花火玉」として公式認定されました。
世界的にも極めて珍しいこの四尺玉は、フィナーレで披露されます。
大迫力の花火をぜひその目に焼き付けてください。

JR鴻巣駅東口ロータリー:四尺玉の煙火筒(2025年10月5日撮影)
会場までのアクセス方法・当日の交通規制
鴻巣花火大会(こうのす花火大会)の開催場所は「糠田運動場とその周辺の荒川河川敷」です。
会場周辺では毎年大規模な渋滞が発生するため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
最寄り駅はJR高崎線の「鴻巣駅」または「北鴻巣駅」ですが、いずれの駅からも会場まで徒歩約30~40分かかります。
16時以降は駅や会場周辺の道路が混雑するため、到着には余裕を持ってお越しください。
お車でお越しの場合、駐車場は1台3,000円(現金のみ)で7時から開場します。入場終了は17時で、満車の場合は早期終了となります。
また、鴻巣駅西口周辺の一部道路は15時30分から自動車通行規制が実施されるため、早めの会場入りが必要です。
鴻巣駅周辺の駐車場(エルミこうのす、アネックスなど)は例年早い時間帯に満車となり、駅ロータリー周辺は入庫待ちの渋滞で動けなくなる恐れがあります。
また、会場周辺への路上駐車は近隣住民の迷惑となりますので絶対におやめください。
有料・無料それぞれの会場の場所と穴場スポット
糠田第1会場と糠田第2会場は有料席です(有料チケット観覧席は、ローチケ(ローソンチケット)から購入可能)。
無料で観覧できる会場は「吉見会場」と「ポピー会場」の2カ所があります。
ただし、ポピー会場については2024年以降、正式な会場としては設置されていませんが無料で観られる広場として開放されています。
吉見会場は吉見総合運動公園内に駐車場があり、こちらも1台3,000円となっています。
こうのす花火大会:有料会場・無料会場
❶糠田第1会場(有料席)|❷糠田第2会場(有料席)
- ローチケでチケット購入が必要、最も打ち上げ会場に近く迫力満点
❸吉見会場(無料)
- 吉見総合運動公園内、駐車場あり(1台3,000円)、障害者用観覧エリア完備
❹ポピー会場(無料)
- 鴻巣駅西口から徒歩約25分、正式会場ではないが人気の観覧スポット
ポピー会場は正式な会場ではありませんが、定番の観覧スポットとして高い人気があります。
人気の理由は、鴻巣駅西口から徒歩約25分と糠田会場や吉見会場よりも駅からのアクセスが良好な点です。

鴻巣駅西口交差点:こうのす花火大会ポピー会場の案内板(2025年10月5日撮影)
また、鴻巣駅直結のショッピングモール「エルミこうのす」の屋上なども穴場として注目されています。
他にも現地調査した結果、会場から少し離れますが「コスモスアリーナふきあげ」近くの土手もおすすめです。
穴場スポットについては記事後編で、現地調査した内容を写真付きで詳しく解説します。

こうのす花火大会穴場スポット:コスモスアリーナふきあげ
鴻巣花火大会会場の屋台出店情報
鴻巣花火大会2025(こうのす花火大会)では、糠田会場の協賛者観覧席と有料チケット観覧席の周辺に飲食販売ブース(屋台・露店等)が出店します。
営業時間は13時から21時までです。
ただし、協賛席の糠田橋側飲食ブースは協賛席専用となるため、一般の方は利用できません。
一方、無料で観覧できる吉見会場にも飲食ブースが出店され、こちらは10時から21時まで営業します。
また、ポピー会場でも飲食ブースが出店され、営業時間は13時から21時となっています。
各会場で屋台メニューなど飲食を楽しみながら、花火観覧を満喫できます。
各会場の飲食ブース営業時間まとめ
- 糠田第1会場: 13時~21時(飲食ブース・飲食エリアあり)
- 糠田第2会場: 13時~21時(飲食ブースあり、糠田第1会場の露店も利用可能)
- 吉見会場: 10時~21時(観覧席付近に飲食ブース出店)
- ポピー会場: 13時~21時(観覧席付近に飲食ブース出店)
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鴻巣花火大会2025打ち上げ数は何発?ギネス認定の四尺玉の時間・屋台出店エリアや穴場スポットを現地写真で解説
- 鴻巣花火大会2025年の打ち上げ数とギネス記録四尺玉の時間
- 無料エリア1こうのす花火大会「吉見会場」の場所とアクセス方法
- 無料エリア2こうのす花火大会「ポピー会場」の場所とアクセス方法
- 屋台(露店)エリア・出店数・メニューについて
- 穴場スポット1「コスモスアリーナふきあげ」の場所とアクセス方法
- 穴場スポット2「エルミこうのす」屋上から打ち上げ会場方面の景色
- 帰路のルートについて
鴻巣花火大会2025年の打ち上げ数とギネス記録四尺玉の時間
埼玉県鴻巣市で開催される「こうのす花火大会」2025年の打ち上げ数は約2万発です。
オープニングは特別プログラムのドローンショーでスタートします。
最大の見どころは、フィナーレを飾るラストスターマイン「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」です。
ギネス世界記録に認定された四尺玉を含め、尺玉300発で構成される圧巻のプログラムとなっています。
花火番付プログラムは公式サイトで事前に確認できます。
ちなみに、四尺玉の開花時直径は約800mです!
※写真は四尺玉のもの。四尺玉の打上げも、二尺玉の同時打上げも、相当な保安距離が必要なため、荒川の日本一広い川幅を利用することで、無事に打ち上げることができています。#鴻巣 #川幅日本一 #こうのす花火大会 #花火 https://t.co/vwkVODYLJJ pic.twitter.com/cQZ0dndnbd
— 【公式】こうのす花火大会(鴻巣市商工会青年部) (@kounosuhanabi) October 7, 2025
無料エリア1:こうのす花火大会「吉見会場」の場所とアクセス方法
無料観覧エリアの「吉見会場」は、鴻巣市ではなく荒川を渡った先の埼玉県比企郡吉見町に設けられています。
吉見会場に最も近い駅は鴸巣駅ですが、徒歩約1時間かかるため現実的ではありません(吉見町には駅がありません)。
東松山、坂戸、川越方面からお越しの場合は、鴻巣側へ渡らず吉見運動公園の駐車場へ直接向かうことをおすすめします。
また、北本や桶川方面からの場合も、荒川を渡って吉見町や川島町側から吉見運動公園を目指すルートが効率的です。
鴻巣市内は花火大会当日、通行止めのエリアがあり道路が大変混雑します。
吉見会場付近も混雑が予想されるため、早めの到着を心がけましょう。
なお、場所取りは当日7時以降に限り可能とのことです。
それ以前の場所取りと判断された場合はシート等が予告なく撤去されますのでご注意ください。
吉見会場では車椅子の方や障害者向けに「障害者用観覧エリア」が用意されています。(入場の際にスタッフへお声がけください。)
無料エリア2:こうのす花火大会「ポピー会場」の場所とアクセス方法
鴻巣駅から徒歩圏内で無料観覧が可能な「ポピー会場」は、穴場スポットの一つとして人気があります。
ただし、地元の方以外はGoogleMapで「ポピー会場」と検索すると「コスモスアリーナふきあげ」が表示されてしまい、場所がわかりにくくなっています。
必ず公式サイトの「ポピー会場」の地図を確認してから向かいましょう。
鴻巣駅西口を出ると会場までの案内板が設置されているため、「チケットのない方はこちら」という表示に従って進めば迷わずたどり着けます。
東松山駅、川越駅、本川越駅方面からお越しの方は、川越観光自動車・東武バスウエストのバス(鴻巣駅西口行き、免許センター行き)が便利です。
「馬室バス停」がポピーエリアに最も近く、糠田会場へも徒歩約30分でアクセス可能です。
ただし、大会当日は東松山駅発14時以降、鴻巣駅西口発15時30分以降のバスが馬室バス停発着となる点にご注意ください。
屋台(露店)エリア・出店数・メニューについて
こうのす花火大会の飲食ブース(屋台・露店)は各会場に出店されます。
ただし、公式サイトでは出店数についての具体的な発表はありませんでした。
XやInstagramなどの投稿写真(過去のこうのす花火大会)から確認できる屋台メニューは、お好み焼き、焼きそば、からあげ、フランクフルトなどの定番メニューが中心です。
さらに、チュロス、ばななチョコ、カステラなどの甘いメニューも楽しめます。
今年2025年のドローンショー演目は「元気ハツラツ!」でお馴染みの「オロナミンC」とのことです。
オロナミンCを片手にドローンショーを観覧するのはいかがでしょうか。
📣さらに!埼玉・鴻巣でも開催決定!
🗓️10/11(土) 17:50頃〜
in こうのす花火大会みんなで「愛は勝つ」を歌いましょう🎆#大空大合唱 #鴻巣 #こうのす花火大会 #ドローンショー #KAN #愛は勝つ #オロナミンC#元気ハツラツ pic.twitter.com/8EcIg6vCMi
— オロナミンCドリンク (@oronaminc_drink) September 19, 2025
穴場スポット1:「コスモスアリーナふきあげ」の場所とアクセス方法
現地調査の際、GoogleMapで「ポピー会場」と検索したところ「コスモスアリーナふきあげ」が表示されたため、実際に訪れてみました。
公式サイトで観覧エリアとして明示されていませんが、混雑回避できる穴場スポットの一つとしてご紹介します。
広々とした駐車場やトイレが完備されており、混雑を避けてゆったりと花火を眺められる環境です。
ただし、打ち上げ会場である糠田運動場から約6kmの距離があるため、遠景での観覧となり音などの迫力には欠ける面があります。
周辺のコスモス畑がちょうど見頃を迎える時期でもあるため、花火と花の両方を楽しめるのが魅力です。
吹上、行田、熊谷方面からお越しで混雑を避けたい方には特におすすめのスポットといえます。
穴場スポット2:「エルミこうのす」屋上から打ち上げ会場方面の景色
鴻巣花火大会(こうのす花火大会)会場の最寄り駅である鴻巣駅には東口に「エルミこうのす」というショッピングモールがあります。
例年、花火大会当日に「無料開放」される人気の観覧スポットです。
花火大会の会場まで徒歩約30分以上かかるため、長距離の歩行が困難な方も少なくありません。
そんな時、鴻巣駅直結のエルミこうのすの屋上は理想的な選択肢となります。
実際に現地調査を行ったところ、屋上から打ち上げ会場方向は視界を遮るものがなく、打ち上げ花火(特に大玉)が綺麗に見えそうな好立地でした。
会場から約3kmほどの適度な距離で、人混みを避けながらも迫力ある花火を楽しめます。
駅直結でトイレ・飲食・買い物の利便性も高い点が大きな魅力です。
特に小さい子供連れのファミリー層には、トイレの心配もなく安心してゆっくり楽しめる環境が整っています。
また、エルミこうのす1階のフードコートでは、鴻巣市の名物「こうのす川幅うどん」を味わえます。
ギネス記録認定のダイナミックなこうのす花火大会と一緒に、日本一の川幅にちなんだダイナミックな川幅うどんを堪能してみてはいかがでしょうか。

のすっこ製麺所の川幅うどん:エルミこうのすフードコート内
帰路のルートについて
大宮・東京方面へお帰りの方は、JR鴻巣駅東口側の「上り専用臨時改札」を利用することになります。
鴻巣駅西口は混雑回避のため、駅構内での入場規制や西口階段での通行規制が行われる予定です。
当日はJR駅係員、警備員、警察官の指示に従ってお帰りください。
一方、熊谷・高崎方面へお帰りの方は鴻巣駅西口を利用できます。
鴻巣駅入口(西口)交差点から駅に向かう道路を進むルートとなっており、脇道からは駅に直接入れませんのでご注意ください。
糠田会場をご利用の方は、JR北鴻巣駅の利用も検討すると良いでしょう。
電車でお越しの方は、事前準備をしておくとスムーズです。
Suicaをお使いの方は、往復分を含めた多めのチャージを乗車駅で済ませておくことをおすすめします。
切符をお使いの方は、あらかじめ往復切符を購入しておくと帰りの混雑時に慌てずに済みます。
大会当日は駅構内が大変混雑するため、乗越精算の自動精算機や券売機の利用に時間がかかる可能性があります。
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鴻巣花火大会2025打ち上げ数・ギネス記録の四尺玉の見どころ・会場・屋台・穴場スポットについて総括
以下、この記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 鴻巣花火大会2025(こうのす花火大会)の開催日は10月11日(土)
- 開催時間は17時30分から20時まで(荒天中止)
- 打ち上げ数は約2万発、全44番の演目で構成される大規模な花火大会
- ギネス世界記録認定の四尺玉がフィナーレで打ち上げられる
- メイン会場は糠田運動場とその周辺の荒川河川敷
- 最寄り駅はJR高崎線「鴻巣駅」「北鴻巣駅」で、それぞれ徒歩約40分かかる
- 駐車場は1台3,000円で7時開場、17時入場終了(満車時は早期終了)
- 無料観覧エリアは「吉見会場」と「ポピー会場」の2カ所がある
- 穴場スポットは「エルミこうのす屋上」「コスモスアリーナふきあげ」などがおすすめ
- 各会場に飲食ブース(屋台)が出店し、花火と共に食事を楽しめる
- 15時30分から鴻巣駅西口周辺で交通規制が実施されるため早めの到着が必要
- 公共交通機関の利用が推奨され、Suicaは多めにチャージしておくと安心である
- 鴻巣市商工会青年部が主催する100%手作りの市民参加型花火大会である