東京駅で京葉線への乗り換えに迷った経験はありませんか?
京葉線のホームは地下4階にあり、新幹線や在来線のホームからかなり離れた場所にあります。
まるで隣の駅まで歩くような距離があるため、初めて利用する方は特に戸惑いやすい路線です。
ディズニーランドや幕張メッセへ向かうときに、乗り換えで時間をロスしたり迷ったりするのは避けたいですよね。
そこで本記事では、京葉線への最短ルートを構内図と写真を使ってわかりやすく解説します。
実際の所要時間や混雑する時間帯、改札を出ずにスムーズに乗り換えるコツまで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- 東京駅の京葉線ホームの場所と構内図での位置関係
- 山手線などの在来線ホームから京葉線ホームへの最短ルートと所要時間
- 改札を出ない乗り換え方法を写真付きでステップごとに解説
- 京葉線連絡通路の混雑状況と余裕を持った乗り換え時間の目安
JR東京駅「京葉線」へ乗り換えは何分かかる?改札出ない最短の行き方を構内図でわかりやすく解説
- JR東京駅構内図と「京葉線」の場所
- 東京駅山手線ホームから京葉線ホームへ乗り換えは何分?現地調査した結果
- 京葉線ホームまで「改札を出ない」最短ルートとは
JR東京駅構内図と「京葉線」の場所
東京駅の構内はまるで迷路のように複雑で、常に大混雑しているため迷いやすい構造です。
そんな東京駅での乗り換えで最も時間がかかるのが「京葉線」です。
新幹線のホームから京葉線のホームへの乗り換え時間の目安は、ネット検索では20分と表示されます。
東京駅の北端から京葉線のホームまで約600mの距離があり、これは隣駅へ歩くのと同じくらいの長い道のりです。
JR東京駅の構内図を見ると、京葉線の連絡通路は地下1階の離れた場所にあることがわかります。
京葉線のホームはさらに下の地下4階です。
実際、京葉線の東京駅ホームは東京駅の南側、有楽町寄りの地下に位置しており、歩くのであれば有楽町駅の方が近いほどです。
参考
東京駅山手線ホームから京葉線ホームへ乗り換えは何分?現地調査した結果
京葉線は東京ディズニーランド(ディズニーシー)がある「舞浜駅」や幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアムがある「海浜幕張駅」へ向かう人で毎日混雑しています。
そこで実際にJR山手線ホームから京葉線のホームまで歩いて何分かかるか調査しました。
最も一般的な山手線のホームからなので、総武線ホームなどさらに距離がある駅からの乗り換えの場合は、もっと時間がかかります。
今回の調査では、京葉線へ向かう途中の動く歩道は使わず、エスカレーターもなるべく乗らずに歩いて所要時間を測定しました。
平日の10時台に調査したため、混雑状況はいつもよりやや空いています。
土・日・祝日など混雑する日は、さらに時間がかかるでしょう。
また、筆者は何度も乗り換えているためスムーズに移動できていますが、初めて乗り換える方や慣れていない方は時間がかかります。
降りた路線や駅構内の混雑にもよりますが、状況によっては15~20分程度必要なこともあるため注意が必要です。
調査結果
- スタート:JR山手線4番線ホーム【内回り:上野・池袋方面】
- 経路:南通路→ベイロード
- ゴール:JR京葉線2番線ホーム
- 所要時間:約8分15秒
※平日10時台の調査結果です。混雑する時間帯はさらに時間がかかる場合があります。
実際に東京駅の山手線ホームから京葉線ホームまで歩いた検証動画をYouTubeで公開しています。
動画の方が見やすい方は以下のリンクから動画をご覧ください。
京葉線ホームまで「改札を出ない」最短ルートとは
JR在来線や新幹線から「京葉線」への乗り換えで最短ルートを通るには、ホーム南側の階段やエスカレーターを使うことがポイントです。
東京駅の1階には、東西をつなぐ3つの通路(北通路、中央通路、南通路)があります。
東側が八重洲口、西側が丸の内口となり、それぞれに北口、中央口、南口の改札があります。
まずは在来線のホームから東京駅1階の「南通路」を目指してください。
南通路を八重洲南口方面へ進むと、右側に赤い京葉線の案内板が出てきます。
駅構内に設置されている案内板を頼りに進むのがベストです。
グランスタ東京の京葉ストリートエリアを越えて、地下1階のベイロードと呼ばれる動く歩道などをさらに奥へ進みます。
京葉線のホームはさらに下の地下4階になりますので、エレベーターやエスカレーターで下へ降りましょう。
最短ルートのポイントは、駅の南側を移動すること、まずは八重洲南口方面を目指すことです。
「東京駅1階南通路」→「新幹線南のりかえ口」→「グランスタ東京の京葉ストリートエリア」→「動く歩道」→「京葉線改札」という動線を覚えておけば、初めてでも迷わずスムーズに移動できます。
![]()
JR東京駅「京葉線」乗り換えは何分?構内図を元に改札出ない最短ルートをわかりやすく写真で解説
- JR山手線ホームから京葉線ホームまでの最短ルートを写真解説
- JR東京駅地下1階構内図と「京葉線」改札口の場所
- JR東京駅の京葉線連絡通路など乗り換えルートの混雑状況(平日)
JR山手線ホームから京葉線ホームまでの最短ルートを写真解説
それでは実際に写真で東京駅の山手線ホームから京葉線ホームまでの行き方をご紹介します。
2階のホーム階は縦に長いですが、南側の階段を使って1階へ降ります。
南側の階段を降りると1階の南通路に出ますので、南通路を八重洲南口方面へまっすぐ進みましょう。
すると数段の階段があり、階段を上がると左手に東海道・山陽新幹線の南改札口が見えます。
さらに奥へ進むと正面に八重洲南口の看板が見えますが、ここで右方向へ進みます。
グランスタ東京の京葉ストリートエリアを通り、地下1階へ降ります。
その後、ベイロードと呼ばれる動く歩道を3カ所進むと、京葉線連絡通路に到着です。
京葉線ホームはさらに下の地下4階となるため、エスカレーターなどで下へ降ります。
地下3階をさらに下へ降りると、京葉線ホームへたどり着きます。
JR東京駅地下1階構内図と「京葉線」改札口の場所
下の図はJR東京駅B1案内図と「京葉線」改札口の場所です。
東京駅の京葉線改札口はJR有楽町駅からの方が近い位置にあります。
もし改札外から移動する場合は、JR有楽町駅から国際フォーラム経由で「京葉地下丸の内改札」を目指すと近いです。
東京駅の在来線ホームや新幹線のホームからの乗り換えの場合も、ベイロードには動く歩道があるためスーツケースなどの大きな荷物があっても移動は楽です。
距離はありますが、改札を出ないで済むことが大きなメリットと言えるでしょう。
JR東京駅の京葉線連絡通路など乗り換えルートの混雑状況(平日)
写真は平日の10時台の京葉線連絡通路の様子です。
この時間帯はディズニーランド(ディズニーシー)へ向かう人が多い時間帯です。
動く歩道はスーツケースなど大きな荷物を持って移動している人が多く見られました。
![]()
京葉線のホームへ向かう途中の地下3階にはコインロッカーがあり、こちらを利用する人も見かけました。
![]()
朝は通勤・通学で京葉線を使っている人が多く、ディズニーランドや幕張メッセ方面へ向かう人と重なり混雑します。
また、このルートは夕方以降になると京葉線からJRの在来線や新幹線へ向かう逆方向が混雑します。
最短ルートを通ったとしても、混雑する朝や夕方以降は動く歩道や通路が混雑するため乗り換えにかなり時間がかかることが予想されます。
電車の本数が多い路線ではないため、乗り換える際は余裕を持った計画を立てると良いでしょう。
こちらもCHECK
-

新橋駅からゆりかもめに乗る方法を写真解説|構内図を元に改札口からの行き方を紹介
新橋駅は4つの路線が乗り入れる大きな駅のため、ゆりかもめへの乗り換えルートが分からず迷ってしまう方も少なくありません。 JR新橋駅には複数の改札がありますが、ゆりかもめへの乗り換えには南改札から汐留口 ...
続きを見る
東京駅「京葉線」の乗り換えは何分かかるか現地調査|改札出ない最短ルートについて総括
以下、この記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 東京駅の京葉線への乗り換えは、駅構内で最も時間がかかる乗り換えルート
- 新幹線ホームから京葉線ホームまで乗り換え時間の目安は15〜20分程度
- 京葉線ホームは地下4階にあり、連絡通路や京葉線改札口は地下1階
- 京葉線は東京ディズニーランド、幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアムへの向かう人が多い
- 山手線ホームから京葉線ホームまでの実測所要時間は約8分15秒である(動く歩道未使用、平日10時頃)
- 最短ルートのポイントは、ホーム南側の階段を使い、駅の南側を移動すること
- 1階の南通路を八重洲南口方面へ進み、赤い京葉線の案内板を頼りに進むとよい
- グランスタ東京の京葉ストリートエリアを通り、地下1階のベイロードの動く歩道を進む
- 京葉線まで隣駅ほどの距離があるが、改札を出ないで乗り換えできる
- ベイロードには動く歩道があり、スーツケースなど大きな荷物でも移動しやすい
- 朝と夕方以降は通勤・通学客と観光客で混雑し、さらに時間がかかる
- 京葉線は本数が多くないため、乗り換えには余裕を持った計画が必要
