JR横浜駅を利用中にゴミが出て困った経験はありませんか?
横浜駅は6つの鉄道事業者が乗り入れる日本有数のターミナル駅ですが、意外にもJR構内にゴミ箱は1箇所しか設置されていません。
改札口が5つもある巨大な駅のため、どこにゴミ箱があるのか分からず迷ってしまう方も多いでしょう。
本記事では、JR横浜駅構内にある唯一のゴミ箱の場所を構内図とともに詳しく解説。
2025年4月に新設されたリサイクルステーションの使い方から、中央北改札からの具体的な行き方まで実用的な情報をお届けします。
記事のポイント
- JR横浜駅のゴミ箱(リサイクルステーション)の設置場所
- 中央北改札からゴミ箱までの行き方
- 5種類分別のリサイクルステーションの分別方法
- 各改札口付近のゴミ箱設置状況とゴミ箱が見つからない時の対処法
JR横浜駅のゴミ箱はどこにある?構内図を元にゴミ箱の場所を写真解説
- JR横浜駅構内図とゴミ箱の設置場所
- JR横浜駅の中央北改札付近にあるゴミ箱の写真
- JR横浜駅のホームにあるゴミ箱のタイプ
JR横浜駅構内図とゴミ箱の設置場所
JR横浜駅の構内でゴミ箱が設置されているのは1箇所のみとなっています。
設置場所は中央北改札近くの北側コンコースです。
具体的には、北側コンコースの京急乗換口(改札)近くにあるエレベーターの横に設置されています。
※本記事は現地調査(2025年9月の調査)に基づいて作成していますが、調査時に見落とした箇所や、新たに設置された箇所がある可能性もありますのでご理解ください。
なお、リサイクルステーションは従来のゴミ箱と比べてサイズが大きいため、各改札口への複数設置が困難になっている可能性があります。
渋谷駅や品川駅などでは従来型のゴミ箱が各改札口付近に設置されており利便性が高い一方で、リサイクルステーションは分別機能に優れているものの、設置箇所が限られているのが実情です。
JR横浜駅の中央北改札付近にあるゴミ箱の写真
JR横浜駅の中央北改札付近(北側コンコース)に設置されているのは「リサイクルステーション」という名前の分別ゴミ箱です。
左から順番に「新聞・雑誌」「カン・ビン」「ペットボトル」「プラスチック」「紙類・木類」の5つに分けられており、従来のゴミ箱よりも細かく分別できるため、環境に配慮したゴミ捨てが可能になっています。
このリサイクルステーションは、2022年11月に川崎駅で初めて設置されたようです。
その後、東京駅・大崎駅(2022年12月)、恵比寿駅・池袋駅(2024年3月)と順次導入されました。
これらの5駅での検証により分別率向上などの効果が認められたため、2025年4月上旬に横浜駅にも設置されることになったと言われています。
参考
JR横浜駅のホームにあるゴミ箱のタイプ
JR横浜駅のホームでは、自動販売機の横に設置された専用のゴミ箱のみが利用できます。
これらのゴミ箱は自動販売機で購入した飲料などのゴミを捨てる専用となっているため、紙類などの一般的なゴミは捨てることができません。
もし横浜駅のホームでゴミが出た場合の対処法は2つあります。
一つは中央北改札付近のリサイクルステーションまで移動すること、もう一つはゴミ袋を持参して持ち帰り、後でまとめて処分することです。

JR横浜駅7・8番線ホーム:自動販売機専用ゴミ箱
JR横浜駅のゴミ箱設置場所への行き方を写真解説|中央北改札(北側コンコース内)のどこにあるかゴミ箱の位置を紹介
- JR横浜駅「中央北改札」からゴミ箱の設置場所への行き方
- 中央北改札以外ゴミ箱がない
- 横浜駅構内でゴミ箱が見つからない時の対処法
JR横浜駅「中央北改札」からゴミ箱の設置場所への行き方
JR横浜駅の中央北改札からゴミ箱までの具体的な道のりをご案内します。
中央北改札を通過すると、目の前には広々とした北側コンコースが広がっています。
改札を背にして左手にシァル改札、右手に京浜急行線乗換口(改札)が見えます。
目的のゴミ箱は京浜急行線乗換口の近くに設置されています。
正確な位置としては、京浜急行線乗換口の前にある3・4番線ホームへ向かうエレベーターの横です。
注意点として、京浜急行線から乗り換えでやってきた場合、エレベーターの裏側にゴミ箱が位置するため見落としやすくなっています。
加えて、中央北改札は京急からの乗換客だけでなく、京浜東北線から東海道線などへの乗り換え客も多く通るため、北側コンコース内は混雑することがあります。
人の流れが多い時間帯では、ゴミ箱に気づかずに通り過ぎてしまう可能性もあるでしょう。
中央北改札以外ゴミ箱がない
JR横浜駅には5つの改札口があります。中央北改札、中央南改札、北改札、南改札、シァル改札です。
しかし、ゴミ箱が設置されているのは中央北改札とシァル改札がある北側コンコースのみとなっています。
実際に中央南改札や北改札、南改札の改札付近を現地調査したところ、ゴミ箱は確認できませんでした。

広々としたJR横浜駅北改札前:ゴミ箱は設置されていない
リサイクルステーションを利用したい場合は、まず1階のホーム階へ移動し、その後中央北改札がある北側コンコース側へ向かう必要があります。
中央南改札と南改札の間には「SOUTH COURT」という構内待合広場が設けられていますが、残念ながらこちらにもゴミ箱は設置されていません。
今後、利用者の多い中央南改札の南側コンコースなどにもリサイクルステーションが設置されることが期待されます。

JR横浜駅待合広場SOUTHCOURT:ゴミ箱は設置されていない
横浜駅構内でゴミ箱が見つからない時の対処法
近年、全国的に駅構内のゴミ箱が撤去される傾向が続いています。
JRの場合は駅構内にゴミ箱が設置されていることが多いものの、他の鉄道会社では完全に駅構内のゴミ箱を撤去しているケースも珍しくありません。
横浜駅では6つの鉄道事業者が乗り入れているため、JR横浜駅以外の各社線にはゴミ箱がない可能性が高くなっています。
そのため、乗り換えの際にはJR横浜駅の中央北改札付近にあるリサイクルステーションを活用するのがおすすめです。
また、駅構内には数多くのカフェや飲食店が営業しているため、店内で発生したゴミについては各店舗に設置されたゴミ箱で処分できる場合があります。
ホームの自動販売機を利用した際に出るゴミについても、自動販売機横の専用ゴミ箱を使いましょう。
その他のゴミに関しては、日頃からゴミ袋として使える袋を携帯し、後でまとめて処分できるよう準備しておくことが大切です。
電車移動が多い方の中には、ゴミ箱が設置されていない東京メトロなどの地下鉄を頻繁に利用するため、常にゴミ袋を持ち歩いて対応している方も多くいらっしゃいます。
このような工夫により、快適な駅利用が可能になるでしょう。
こちらもCHECK
-
渋谷駅のゴミ箱はどこ?構内図を元に各改札口とホームにあるゴミ箱の場所を写真解説
渋谷駅でゴミ箱を探している方必見! 多くの駅でゴミ箱が撤去される中、JR渋谷駅には現在4ヵ所のゴミ箱が設置されています。 ハチ公改札、中央改札、山手線ホーム、埼京線・湘南新宿ラインホームにそれぞれ設置 ...
続きを見る
JR横浜駅の構内にあるゴミ箱の設置場所・ゴミ箱が見つからない時の対処法について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- JR横浜駅構内のゴミ箱は中央北改札付近の1箇所のみ
- ゴミ箱は「リサイクルステーション」という5種類分別タイプ
- 設置場所は北側コンコースの京急乗換口近くのエレベーター横
- 分別は「新聞・雑誌」「カン・ビン」「ペットボトル」「プラスチック」「紙類・木類」の5つ
- ホームには自動販売機専用のゴミ箱のみが設置されている
- 中央南改札、北改札、南改札付近にはゴミ箱がない
- SOUTH COURT(構内待合広場)にもゴミ箱は設置されていない
- リサイクルステーションは2025年4月上旬に設置された新しいタイプ
- 川崎駅、東京駅、大崎駅、恵比寿駅、池袋駅でも同じタイプが導入されている
- 京急から乗り換える場合、エレベーターの裏側になるため見落としやすい
- 混雑時間帯は人の流れが多くゴミ箱に気づかない場合がある
- ゴミ袋を持参して後でまとめて処分する方法も有効である