埼玉県幸手市の権現堂桜堤では、春の菜の花に続いて夏にはひまわりが楽しめます。
2025年8月2日から第5回権現堂ひまわりまつりが開催されますが、今年は開花が遅れており見頃時期が気になるところです。
約15万本のひまわりが植えられた広大な畑では、遊歩道を歩きながら花を間近で観賞できます。
また、暑さ対策としてテントやミストの設置、かき氷の販売も予定されています。
現地調査で分かった最新の開花状況や見頃時期、アクセス方法など、権現堂のひまわり畑を訪れる前に知っておきたい情報をまとめました。
車でのアクセスが便利で駐車場も広いため、家族でのお出かけにもおすすめです。
記事のポイント
- 権現堂ひまわり畑の2025年最新開花状況と見頃時期
- 第5回権現堂ひまわりまつりの開催日程と見どころ
- 権現堂ひまわり畑の特徴と写真撮影スポット情報
- 車・電車でのアクセス方法と駐車場情報
幸手権現堂ひまわり畑2025年の開花状況を現地調査|見頃時期はいつまで?ひまわりまつりの開催日程を紹介
- 幸手権現堂の「ひまわり畑」の特徴
- 2025年の権現堂ひまわり畑の開花状況
- 権現堂のひまわりの見頃時期はいつまで?
- 第5回権現堂ひまわりまつりの開催日程
幸手権現堂の「ひまわり畑」の特徴
幸手権現堂のひまわり畑は、桜で有名な権現堂桜堤に毎年夏の時期に登場する美しい花の名所です。
春に菜の花が咲き誇る同じ場所が、季節の移り変わりとともに黄色いひまわりの海へと変化する光景は圧巻といえるでしょう。
この取り組みは、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会による菜の花畑の連作障害対策として2020年6月に始まりました。

幸手権現堂のひまわり畑
約2.5ヘクタールの広大な敷地に植えられた約15万本のひまわりが、毎年多くの人々を魅了しています。
畑には遊歩道が整備されており、まるで迷路のような通路を歩きながらひまわりを間近で観賞できます。
子どもたちにとっては、自分の背丈よりも大きく育ったひまわりとの出会いが特別な体験となるはずです。
2025年の権現堂ひまわり畑の開花状況
2025年8月1日に現地を訪れて開花状況を確認したところ、まだひまわりは十分に咲いていない状況でした。
つぼみの状態のものが多く、開花はこれからという印象を受けました。

幸手権現堂:ひまわり畑(2025年8月1日撮影)
今年は約2.5ヘクタールの敷地に、サンリッチオレンジ、ハイブリッドサンフラワー、クラレットの3品種が植えられています。
ひまわりまつりが予定されている週末には2分から3分咲きの状態になると予想されていましたが、実際の開花時期は天候に左右されるため注意が必要です。
近隣の春日部市にあるひまわり畑では既に見頃を迎えている状況であることから、権現堂のひまわりも間もなく美しい花を咲かせることでしょう。

春日部市・牛島古川公園のひまわり畑(2025年8月2日撮影)
権現堂のひまわりの見頃時期はいつまで?
権現堂公園のひまわりは、例年7月中旬から8月中旬頃が見頃の時期とされています。
しかし、2025年は開花が例年よりも遅れている様子で、見頃時期も後ろにずれ込む可能性が高いといえるでしょう。
ひまわりまつりの開催期間は8月2日から8月11日までとなっていますが、実際の見頃はこの期間の後半になる可能性があります。
訪問前には公式ホームページやSNSで最新の開花情報を確認することをおすすめします。
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真夏の暑い時期での観賞となるため、熱中症対策も重要です。
公園内には峠の茶屋があり、アイスクリームや地元企業・前田食品の国産小麦を使ったパンなどで休憩できるため、上手に活用しましょう。

幸手権現堂:峠の茶屋
第5回権現堂ひまわりまつりの開催日程
第5回権現堂ひまわりまつりは、8月2日(土)から8月11日(月・祝)まで県営権現堂4号公園(幸手権現堂桜堤)で開催されます。
今年は暑熱対策として休憩用のテントやミストの設置が予定されており、かき氷の販売も行われるようです。
また、ひまわり畑近くにはキッチンカーも出店する予定とのこと。
入園料は無料で、桜の時期ほど混雑しないため駐車場も利用しやすく、ゆっくりと花を楽しめる環境が整っています。
第5回権現堂ひまわりまつり
- 開催日程:2025年8月2日(土)~8月11日(月・祝)
- 会場:権現堂4号公園 幸手権現堂桜堤
- 公式サイト:https://www.city.satte.lg.jp/soshiki/shoukoukankou/1/14790.html
幸手権現堂のひまわり畑を写真で紹介|2025年の開花状況や見頃時期・ひまわりまつりの開催日程を解説
- 幸手権現堂ひまわり畑の2025年の開花状況を写真で紹介
- 権現堂のひまわり畑の特徴と見頃時期
- 権現堂ひまわりまつり2025年の見どころ
- 幸手権現堂桜堤の駐車場や電車でのアクセス方法
幸手権現堂ひまわり畑の2025年の開花状況を写真で紹介
現地で撮影した写真からも分かるように、8月1日時点では多くのひまわりがまだつぼみの状態でした。
しかし、畑全体には青々とした葉が茂り、これから咲く花への期待が高まります。

権現堂ひまわり畑の開花状況(2025年8月1日撮影)
一方で、ひまわり畑の近くではキバナコスモスが美しく咲いており、訪問者の目を楽しませていました。
オレンジ色の鮮やかな花が夏の青空に映え、ひまわりの開花を待つ間も十分に花を楽しむことができます。

権現堂のキバナコスモス
実際に権現堂のひまわり畑を歩いて見ると、ひまわり畑の中に整備された遊歩道がよく分かります。
ひまわり畑の路を歩くことで、ひまわりに囲まれた特別な体験ができるでしょう。
下の写真は2022年の8月下旬頃に撮影した権現堂のひまわり畑です。
見頃時期を過ぎた状態のものですが、それでも広大な畑の様子や通路を確認することができます。
見頃時期には、この同じ場所で美しいひまわりの景色を楽しむことができるでしょう。

権現堂ひまわり畑(2022年8月下旬頃)
権現堂のひまわり畑の特徴と見頃時期
権現堂のひまわり畑の最大の特徴は、春の菜の花畑と同じ場所で楽しめることです。
季節の移ろいとともに花の種類が変わる様子は、四季を通じて訪れる人々を魅了しています。
畑には遊歩道が設けられており、来場者はそれぞれの角度からひまわりを撮影し、SNSでの投稿も盛り上がりを見せています。
特に子どもたちにとっては、背の高いひまわりに囲まれる体験が印象的な思い出となるはずです。

権現堂ひまわり畑(約15万本)
見頃時期には約15万本のひまわりが一斉に咲き誇り、多くの人で賑わいます。
ただし、桜の時期と比べると駐車場が満車になるほど混雑するわけではないので、ゆったりとひまわり鑑賞を楽しめる環境となっています。
権現堂ひまわりまつり2025年の見どころ
第5回権現堂ひまわりまつりは、真夏の暑さを忘れさせてくれる魅力的なイベントです。
今年の見どころをポイント別にご紹介します。
壮大なひまわり畑の景色
- 約15万本のひまわりが咲き誇る圧巻の光景
- 約2.5ヘクタールの広大な敷地に3品種を栽培
- サンリッチオレンジ、ハイブリッドサンフラワー、クラレットの異なる表情
- 迷路のような遊歩道でひまわりを間近で観賞可能
権現堂ひまわりまつりのイベント
- 暑熱対策として休憩用テントとミストを設置
- かき氷の販売でクールダウンが可能
- ひまわり畑近くにキッチンカーが出店
- SNS映えする写真撮影スポットが豊富
動物とのふれあい
- ひまわり畑の近くにはヤギの小屋があり、動物とのふれあいも楽しめる
- ポスターにも「ヤギも待ってるよ」と記載されており、子どもたちに人気
ひまわりまつりの会場は、春に菜の花が咲いている場所と同じエリアです。
季節の移り変わりとともに花の種類が変わる様子を体験でき、一年を通じて異なる表情を見せる権現堂の魅力を感じることができます。

権現堂ひまわりまつりのテント
幸手権現堂桜堤の駐車場や電車でのアクセス方法
権現堂桜堤は車でのアクセスが最も便利で、多くの来場者が利用しています。
車でのアクセス方法
会場:県営権現堂4号公園 幸手権現堂桜堤
- 幸手ICから約10分
- 久喜ICから約20分
- 駐車場利用時間:4月~8月 午前8時30分~午後7時
- カーナビ設定:「幸手市北公民館」(埼玉県幸手市大字内国府間867)
駐車場は広々としており、ひまわりの季節は桜の時期ほど混雑しないため、駐車場が満車になることは少なく、ゆっくりと花を楽しむことができます。
カーナビを利用する際は、権現堂公園の隣にある幸手市北公民館を目的地に設定すると確実です。
ただし、北公民館の駐車場は利用できないため、公民館の反対側にある権現堂公園の駐車場をご利用ください。

権現堂公園第1駐車場
権現堂桜堤(権現堂第4公園)へ電車・バスでのアクセス方法
公共交通機関を利用する場合は、東武日光線幸手駅東口から朝日バス「五霞町役場前」行きに乗車し、「権現堂」バス停で下車します。
片道200円で、路線バスの本数は1時間に1本程度と限られているため、事前に時刻表を確認することが重要です。
上船渡橋工事の影響でバス停からの徒歩移動に変更がある場合があるため、最新のアクセス情報を事前に確認しておきましょう。
権現堂入口バス停から権現堂桜堤までのルートは下の画像を参考にしてください。
幸手権現堂ひまわり畑の開花状況と見頃時期・ひまわりまつり開催について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 権現堂ひまわりまつりの開催期間は8月2日(土)~8月11日(月・祝)まで
- ひまわりまつりの会場は県営権現堂4号公園
- 約15万本のひまわりが約2.5ヘクタールの広大な敷地に咲き誇る
- サンリッチオレンジ、ハイブリッドサンフラワー、クラレットの3品種を栽培
- 2025年8月1日時点ではまだ開花しておらず、見頃時期は後ろにずれ込む可能性
- 例年の見頃は7月中旬から8月中旬頃だが、今年は遅れる見込み
- 迷路のような遊歩道が整備されており、ひまわりを間近で観賞できる
- ひまわり畑近くにヤギの小屋があり、動物とのふれあいも楽しめる
- 暑熱対策としてテント、ミスト、かき氷販売、キッチンカーを出店予定
- 入園料は無料で、桜の時期ほど混雑せず駐車場も利用しやすい
- 車でのアクセスが便利で、幸手ICから約10分、久喜ICから約20分
- 峠の茶屋でアイスや地元のパンを楽しみながら休憩できる