JR大宮駅は北関東最大のターミナル駅として、多くの利用者が行き交います。
そのため、新幹線や在来線の指定席を購入できる「みどりの窓口」も重要な存在です。
しかし、窓口の場所や営業時間が分からず、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、大宮駅の「みどりの窓口」の営業時間や場所を詳しく解説するとともに、「話せる指定席券売機」や「駅たびコンシェルジュ」についても紹介します。
スムーズな切符購入のために、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- JR大宮駅「みどりの窓口」の営業時間
- 大宮駅構内図と「みどりの窓口」の場所
- 「みどりの窓口」と「駅たびコンシェルジュ」の違い
- 「みどりの窓口」減少の理由と「話せる指定席券売機」について
大宮駅の「みどりの窓口」営業時間は何時から何時まで?構内図を元に場所を解説
- 大宮駅の「みどりの窓口」の営業時間
- 大宮駅「みどりの窓口」の場所を構内図を元に解説
- 「みどりの窓口」の横にある「駅たびコンシェルジュ」とは?違いを解説
大宮駅の「みどりの窓口」の営業時間
JR大宮駅には「みどりの窓口」が3か所あります。
それぞれ営業時間が異なるため、利用する際は事前に確認しておくと安心です。
JR大宮駅「みどりの窓口」の営業時間
- 改札外(東西連絡通路沿い):6:00~21:00
- 新幹線北乗換口(改札内):6:00~23:00(当日乗車分のみ)
- 新幹線南乗換口(改札内):6:00~23:00(当日乗車分のみ)
改札外にある「みどりの窓口」では、乗車日が別の日の切符購入や払い戻し、定期券の取り扱いが可能です。
一方、改札内の2か所(新幹線北乗換口・南乗換口)は、当日乗車分のみの取り扱いとなっています。
※営業時間は変更される場合があるため、最新の情報はJR東日本の公式サイトで確認してください。
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JR大宮駅:新幹線南乗換口きっぷうりば(本日分)6:00~23:00
大宮駅「みどりの窓口」の場所を構内図を元に解説
大宮駅の「みどりの窓口」は、東西連絡通路沿いにある改札外の窓口がメインとなります。
場所は東西連絡通路の途中にあり、北改札寄りに位置しています。
多くの人が利用する中央改札からの場合、「まめの木」から西口方面へ東西連絡通路を進むと右側に見えてきます。
こちらの窓口は利用者が多く、時間帯によっては混雑することもあります。
特に昼から夕方にかけては、待ち時間が45分以上になることもあるため、余裕をもって訪れると良いでしょう。
新幹線を利用する場合は、改札内の「新幹線北乗換口」「新幹線南乗換口」にある窓口も利用可能です。
ただし、改札内にある窓口は当日乗車分専用のため、別の日の切符購入や払い戻しはできません。
「みどりの窓口」の横にある「駅たびコンシェルジュ」とは?違いを解説
「駅たびコンシェルジュ」は、JR東日本が運営する旅行相談窓口です。
大宮駅では「みどりの窓口」の隣に設置されており、観光情報の提供やツアーの案内を行っています。
「みどりの窓口」は乗車券や特急券の発券が主な業務ですが、「駅たびコンシェルジュ」では観光相談や旅行プランの提案、ツアー商品の案内が中心となります。
そのため、乗車券の購入目的で訪れると対応できないことがあるので注意が必要です。
営業時間:10:00~19:00(電話受付 11:00~17:00)
主なサービス
- 東日本エリアの観光情報提供
- 旅行プランの相談
- JR東日本の各種オンラインサービス(えきねっと、モバイルSuica等)の申込サポート
利用する際は事前予約が必要な場合があるため、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。
JR東日本 駅たびコンシェルジュ
公式サイト:https://www.jreast.co.jp/travel/ekitabi_concierge/index.html
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JR大宮駅「みどりの窓口」と「駅たびコンシェルジュ」の案内板
大宮駅「みどりの窓口」の営業時間と利用時の注意点|各改札口の場所とアクセス方法を写真解説
- 「みどりの窓口」営業時間と利用時の注意点
- 各改札口から「みどりの窓口」へのアクセス方法
- 他の駅で「みどりの窓口」から「話せる指定席券売機」に代わった理由
「みどりの窓口」営業時間と利用時の注意点
「みどりの窓口」は年々減少傾向にあり、大宮駅でも混雑が発生することがあります。
特に繁忙期(GW、お盆、年末年始)には長時間の待ち時間が発生するため、時間に余裕をもって訪れることが重要です。
混雑対策として 受付番号札を導入 し、待ち時間の目安が表示されるようになりました。
ただし、利用者が多い時間帯には1時間近く待つこともあるため、「えきねっと」アプリや指定席券売機を活用するのも一つの方法です。
JR大宮駅の「みどりの窓口」にある指定席券売機は台数がたくさんあるので、比較的スムーズにチケット購入が可能です。
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JR大宮駅「みどりの窓口」指定席券売機
下の写真は平日の午後に撮影したJR大宮駅「みどりの窓口」の発券機です。
待ち時間は約10分、人数は6人と表示されています。
このように繁忙期以外は平日の空いてる時間帯を狙うことで、長時間待つことなく案内されるようです。
各改札口から「みどりの窓口」へのアクセス方法
大宮駅には主に4つの改札口があります。
「みどりの窓口」へ行くには、改札の場所を事前に確認しておくとスムーズに移動できます。
❶中央改札(北)からの行き方
- 改札を出て右へ、東西連絡通路を直進
- 右側に「みどりの窓口」
❷中央改札(南)からの行き方
- 改札を出て左へ、東西連絡通路を直進
- 右側に「みどりの窓口」
❸北改札からの行き方
- 改札を出て左に進む
- 東西連絡通路に入ってすぐ左側に「みどりの窓口」
❹南改札からの行き方
- 改札を出て真っすぐに進み、東西連絡通路を東口方面へ
- 東西連絡通路に入ってすぐ左側に「みどりの窓口」
このように改札外の「みどりの窓口」を利用する場合は、一度改札を出る必要があります。
他の駅で「みどりの窓口」から「話せる指定席券売機」に代わった理由
近年、「みどりの窓口」は全国的に減少傾向にあります。
JR東日本は2021年に窓口の削減を発表し、それ以来、多くの駅で窓口が通年営業終了となりました。
その代替として導入されたのが 「話せる指定席券売機」 です。
「話せる指定席券売機」は、通常の指定席券売機とは異なり、オペレーターと通話しながら操作できるのが特徴です。
有人窓口と同じようにきっぷの購入や変更、払い戻しなどが可能なため、みどりの窓口がない駅の場合は活用すると便利です。
窓口削減の背景には、業務効率化や人件費削減が挙げられます。
人手不足やコスト削減の観点から、機械で対応できる部分は自動化が進められています。
また、スマートフォンやインターネット予約の普及により、駅で直接切符を購入する機会が減ったことも影響しています。
さらに、「話せる指定席券売機」は利用者が多い時間帯でもスムーズに対応できるメリットがあります。
ただし、すべてのサービスが対応できるわけではなく、一部の特殊な手続きは「みどりの窓口」でしか対応できない場合もあるため注意が必要です。
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JR南越谷駅:話せる指定席券売機の案内
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大宮駅「みどりの窓口」の営業時間や場所・アクセス方法について総括
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 大宮駅の「みどりの窓口」は3か所あり、改札外の窓口がメイン
- 新幹線乗換口の窓口は当日乗車分のみ対応
- 駅たびコンシェルジュでは旅行相談や観光情報を提供
- 繁忙期は長時間の待ち時間が発生するため、早めの行動が必要
- 受付番号札を導入し、待ち時間の目安を確認できる
- 他の駅では「みどりの窓口」から「話せる指定席券売機」に代わっている
- 指定席券売機やえきねっとを活用すれば、窓口に並ばずに切符を購入できる
- 駅たびコンシェルジュは旅行相談や観光案内に特化している
- みどりの窓口の削減が進んでいるため、事前に代替手段を把握しておくことが重要